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三鷹駅発「夜のまちに、もうひとつの帰り道を」
終電後の空白を埋める、新サービス「ミッドナイトシャトル三鷹」始動
~鉄道×シェア乗りで地域交通の未来を拓く実証実験をスタート~

  • 東日本旅客鉄道株式会社のグループ会社でベンチャーへの出資・協業を推進するCVCのJR東日本スタートアップ株式会社(代表取締役社長:柴田 裕)と移動の課題に取り組むソーシャルデザインカンパニーである株式会社NearMe(代表取締役社長:髙原幸一郎、以下:ニアミー)は、2025年6月6日(金)より三鷹駅発の新たな移動サービス「ミッドナイトシャトル三鷹」の実証実験を行います。
  • 本取り組みでは、タクシーの新たな需要創出と利用者の利便性向上、さらに鉄道利用促進による駅の価値向上を目指します。地域の交通事業者が安定的かつ効率的な運営を継続できる環境づくりに寄与しながら、利用者に安心・快適な移動手段を提供します。
  • 今回の三鷹での実証を皮切りに、将来的には他地域への展開も視野に入れ、持続可能な地域交通モデルの実現を目指してまいります。

1 実証実験の概要

■サービス概要
沿線地域の移動課題が顕在化している終電時間帯や交通手段の供給が不足している三鷹エリアから以西南において、地域特性やユーザー動向、需要などを検証するため、「三鷹ミッドナイトシャトル」の実証実験を行います。

サービス名称ミッドナイトシャトル三鷹
サービスサイトURLhttps://campaign.nearme.jp/midnight-mitaka
サービス期間2025年6月6日(金)~2025年9月27日(土)
運行日サービス期間中の金曜日、土曜日
運行時間24時00分~25時30分
運行エリア・乗車場所:JR三鷹駅南口(3番バス乗り場付近) ・運行エリア:JR三鷹駅から西方向および南方向のエリア(JR中央線沿線西部~JR高尾駅周辺まで)
料金体系料金はサービスサイト上で乗車地から降車地までの走行予定ルートの距離に応じて乗車前に確定されます。シェア乗りの人数により変動(通常のタクシー料金より最安で50%の料金) ※詳細はサービスサイトよりご確認ください。
決済方法クレジットカード決済のみ
最大乗車人数    3名
予約方法1.ニアミーのサービスサイト(https://campaign.nearme.jp/midnight-mitaka)より希望乗車人数や希望出発時間などの必要情報を入力すると、登録したメールアドレスに予約情報の確認メールや通知が届き予約完了。
2.予約が成立した場合、事前に到着予定時刻・乗車場所などの詳細をメールでご案内。
※予約には、ニアミーのユーザー登録が必要です。
※タクシー配車の状況により、メールでのご案内が遅くなることがあります。予めご了承ください。
※予約が不成立の場合もその旨をお伝えする内容をメールでお知らせいたします。
※シェア乗りが不成立になったことによる予約キャンセルはございません。通常のタクシーとして運行いたします。
3.乗車時間になりましたら、ご指定の場所よりご乗車いただけます。(乗車の際には予約サイトの登録名(ニックネーム)を乗務員にお伝えください。)
※お客様の乗車希望時間の5分前まで乗車予約が可能です。
※2025年5月30日(金)時点。内容が変更となる可能性があります。詳細はWEBサイトをご確認ください。
▲「ミッドナイトシャトル三鷹」乗り場
▲「ミッドナイトシャトル三鷹」運行エリア

2 背景と経緯について 
 現在、日本各地では地域交通を取り巻く環境が大きく変化しており、ドライバー不足の影響から終バスの運行時間見直しや夜間帯の移動手段が限られるケースが増えています。こうした背景から、地域住民の移動の利便性をいかに確保・向上させるかが重要な課題となっています。
 このような状況において、地域の交通インフラを持続可能な形で維持・発展させるためには、鉄道・バス・タクシーといった各交通事業者が互いの強みを活かしながら連携し、地域のニーズに応える新たな移動の仕組みを共に構築していくことが求められています。
 特に夜間帯の移動においては、需要が一定程度ある一方で、エリアや時間帯によっては採算性の確保が難しく、事業運営の継続に課題を抱えるケースも少なくありません。
 ニアミーは、2019年よりタクシーの”シェア乗り”で空港と周辺都市をドアツードアで結ぶ「エアポートシャトル」をはじめとするサービスを展開し、1台の車両を複数組でシェアする「ライドプーリング」によって効率的な輸送の実現に取り組んでいます。今回、鉄道会社×ニアミー×地域のタクシー事業者との共創により、持続可能な地域交通モデルの可能性を検証します。
 具体的には、三鷹駅を起点としたシャトル型の新たな移動サービスを展開し、「終電で三鷹まで戻り、そこからスムーズに目的地へ帰れる」移動体験の提供を目指します。これにより、タクシーの新たな需要創出と利用者の利便性向上、さらに鉄道利用促進による駅の価値向上を実現します。
 今回の「ミッドナイトシャトル三鷹」の実証実験は、池袋線西武南口発着で西武池袋線沿いの小手指駅付近まで運行した「ミッドナイトSシャトル」に引き続き、鉄道横断型社会実装コンソーシアム「JTOS」とニアミーの共創の一環です。本取り組みを通じて、地域の交通事業者が安定的かつ効率的な運営を継続できる環境づくりに寄与しながら、利用者に安心・快適な移動手段を提供します。今回の三鷹での実証を皮切りに、将来的には他地域への展開も視野に入れ、持続可能な地域交通モデルの構築を目指してまいります。

3 「株式会社NearMe」について 
 移動の「もったいない」を解決し、1人でも多くの人が、自由に移動でき、住みたい街に住み続けられる社会を実現することをミッションに掲げ、まずは、リアルタイムの位置情報を活用して地域活性化に貢献するマッチングプラットフォームになるべく、シェアリングエコノミーのMaaS領域から事業活動をスタート。
 2019年8月より空港送迎型のエアポートシャトルを運営し、独自AIを発展させ、ルーティングの最適化技術を確立。この技術を活用し、不特定多数ではなく少人数かつ誰が乗車したか追跡できる方法で活用していただける街中でのシェア乗りサービスなどを展開しています。また、国土交通省が2025年度より取り組む「地域交通DXの推進に向けた相乗りタクシーの活用促進のための実証調査業務」や、「地域交通DX:MaaS2.0」における「リアルタイム相乗りタクシーマッチングシステム開発プロジェクト」において、シェア乗りサービスがそれぞれ採択されました。なお、ニアミーは、「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」(主催:一般社団法人日本自動車工業会)の開催期間内に行われた日本最大級のピッチイベント『Pitch Contest & Award』でグランプリを獲得。
 デロイト トーマツ グループが発表したテクノロジー企業成長率ランキング「Technology Fast 50 2024 Japan」で333.8%の収益(売上高)成長を記録して17位で2年連続の受賞。

■会社概要
会社名 :株式会社NearMe
所在地 :東京都中央区日本橋富沢町9-4 THE E.A.S.T.日本橋富沢町
代表者 :代表取締役 髙原幸一郎
設立日 :2017年7月18日
URL    :https://nearme.jp/

4 鉄道横断型社会実装コンソーシアム「JTOS」について
「JTOS」は、以下<参画会社概要>に記載の4社で2023年9月に発足した鉄道横断型社会実装コンソーシアムです。スタートアップ企業を取り巻く社会実装に向けたさまざまな障壁を乗り越えるために、各社が有する駅や鉄道、不動産などの経営資源、グループ事業における情報資源を掛け合わせた広大な実証実験フィールドを提供し、スタートアップ企業と共に未来の当たり前を創造していきます。今回の取り組みは、JTOSが掲げる4つのテーマのうちの1つ「MOVE」領域での共創の一環です。
URL:https://jtos.jp/

<参画会社概要>
会社名 :JR東日本スタートアップ株式会社
所在地 :東京都港区高輪2-21-42 TokyoYard Building 7F
代表者 :代表取締役社長 柴田 裕
設立 :2018年2月
事業内容 :事業シーズや先端技術の調査・発掘、ベンチャー企業への出資及びJR東日本グループとの協業推進
URL:https://jrestartup.co.jp/

会社名 :東急株式会社
所在地 :東京都渋谷区南平台町5-6
代表者 :取締役社長 堀江正博
設立 :1922年9月2日
事業内容 :不動産事業、不動産販売業、その他事業
URL:https://www.tokyu.co.jp/index.html

会社名 :小田急電鉄株式会社
所在地 :東京都新宿区西新宿2-7-1 神奈川県海老名市めぐみ町 2-2 ViNA GARDENS OFFICE
代表者 :取締役社長 鈴木 滋
設立 :1948年6月1日(前身の小田原急行鉄道は1923年5月1日設立)
事業内容 :鉄道事業、不動産業、その他事業
URL:https://www.odakyu.jp/

会社名 :株式会社西武ホールディングス
所在地 :東京都豊島区南池袋1-16-15
代表者 :代表取締役社長 兼 COO 西山隆一郎
設立 :2006年2月3日
事業内容 :「不動産事業」「ホテル・レジャー事業」「都市交通・沿線事業」の 3 事業を中心にスポーツ事業等、幅広く事業を展開
URL:https://www.seibuholdings.co.jp/

<過去の発表資料>

  • 2023年9月21日
    鉄道事業を持つ4社が単独では解決できない社会課題にスタートアップと挑む鉄道横断型社会実装 コンソーシアム「JTOS」発足
    (詳細)https://jtos.jp/uncategorized/2023/09/11/

    鉄道横断型社会実装コンソーシアムJTOS第一弾として、ネイチャーポジティブ社会の実現を目指し、自然環境保全スタートアップ バイオーム社と共創
    (詳細)https://jtos.jp/uncategorized/2023/09/36/
  • 2023年10月12日
    鉄道横断型社会実装コンソーシアムJTOS第二弾として、すべての人が安全・便利に移動できる社会を目指し、Luup社と共創
    (詳細)https://jtos.jp/uncategorized/2023/10/39/
  • 2024年2月26日
    鉄道横断型社会実装コンソーシアムJTOS第三弾として、ウェルビーイングな育児を目指し、grow&partners社と共創
    (詳細)https://jtos.jp/uncategorized/2024/02/99/
  • 2024年6月3日
    鉄道横断型社会実装コンソーシアムJTOS第四弾として、多様性に富んだ活力ある沿線の実現を目指し、HelloWorld社と共創
    (詳細)https://jtos.jp/uncategorized/2024/06/106/
  • 2025年1月22日
    鉄道横断型社会実装コンソーシアムJTOS第五弾として、1人でも多くの人が自由に移動できる社会の実現に向け、NearMe社と共創
    (詳細)https://jtos.jp/uncategorized/2025/01/111/

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