JR東日本スタートアップ、Agnaviと資本業務提携
~ 日本酒「ICHI-GO-CAN®」を通じた沿線地域の魅力発信へ ~
JR 東日本の子会社でベンチャーへの出資や協業を推進する CVC の JR 東日本スタートアップ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:柴田 裕、以下「JR 東日本スタートアップ」)は、日本酒缶ブランド「ICHI-GO-CAN®」を運営する株式会社 Agnavi(本社:神奈川県茅ケ崎市、代表取締役:玄 成秀、以下「Agnavi」)と、地域資源を活用した日本酒の価値向上及び沿線地域の活性化にむけて、資本業務提携することを合意しました。
◆JR 東日本グループと Agnavi のこれまでの協業と今後の展開
Agnavi は未来変革パートナーシッププログラムの採択企業です。2023 年 2 月より JR 東日本高崎支社が保有し、上越線や信越線で運行される SL D51 498 および C61 20 をデザインした日本酒缶ブランド「ICHI-GO-CAN®」の開発及び販売を開始しております。
「ICHI-GO-CAN®」は、日本酒の消費量の減少が著しい現代、日本酒の容器に缶という選択肢を提供し、「小容量、オシャレ、持ち運び便利」を実現した、環境にも配慮した日本酒普及の取り組みです。
今後は、この連携を通じて、地方の酒蔵と JR 東日本グループが保有する鉄道 IP をかけ合わせた「ICHI-GO-CAN®」を展開していき、地域の地酒を知ってもらい、日本酒の消費拡大を促進することで、沿線地域の活性化を目指していきます。
◆未来変革パートナーシッププログラムについて
シード期のスタートアップと共に新しい未来を創るチャレンジコースを既存のアセラレーションプログラムに追加して、2021 年 10 月に開設しました。JR 東日本グループが持つ幅広い領域の企業とのマッチングや、国内ベンチャーキャピタルや投資家との連携など様々なサポートを行います。実証実験費用として、J-Kiss などによる資金サポートにも柔軟に対応します。また、コワーキングオフィスとしての利用のほか、オンライン配信の環境も整えた「STARTUP STATION」が利用可能となります。社会変革を成し遂げ得るアイデアや技術と、JR 東日本グループの経営資源をつなぎ、社会課題の解決や豊かな暮らしづくりを推進していきます。