JR東日本スタートアップと建ロボテックが資本業務提携
~協働型ロボットの活用による鉄道現場の変革を目指します~
JR東日本の子会社でベンチャーへの出資や協業を推進するCVCのJR東日本スタートアップ株式会社(代表取締役社長:柴田 裕、以下「JR東日本スタートアップ」)と、「人とともに働く」協働型ロボット「トモロボ」を提供する建ロボテック株式会社(代表取締役CEO:眞部 達也、以下「建ロボテック」)は、鉄道現場の生産性向上に向けて、資本業務提携することを合意しました。
![](https://jrestartup.co.jp/wp-content/uploads/2025/02/IMG_8754-1-1200x901.jpg)
◆協働型ロボットの活用による鉄道現場の変革を目指します
JR東日本グループでは、グループ経営ビジョン「変革 2027」においてオープンイノベーションおよびICTの導入による鉄道現場の生産性向上を目指しています。
保線等のメンテナンス工事や鉄道建設工事の多くは、終電列車から始発列車までの限られた時間の中で多くの資機材を運搬し作業を行います。特に高架橋上での作業では、地上から高架橋上への大量の資機材の運搬が必要となります。これまで、作業員が資機材の運搬を行ってきましたが、作業員の負担が大きいことから資機材の運搬の省力化のニーズがありました。2023年度のJR東日本スタートアッププログラム※1実証実験において建ロボテックと開発した作業員協働型の資機材運搬ロボットにより、資機材運搬の省力化の可能性を確認しました。スタートアッププログラムでの実証実験以降も資機材運搬ロボットの改良等の技術開発を進めていますが、今回の資本業務提携により、協働型ロボットの導入による鉄道現場の生産性向上を目指していきます。
※1 JR東日本スタートアッププログラム:ベンチャー企業や様々なアイディアを有する方々から、駅や鉄道、グループ事業の経営資源や情報資産を活用したビジネス・サービスの提案を募り、ブラッシュアップを経て実現していくプログラムです。
◆建ロボテック株式会社とは
建ロボテックは、「新しい価値の創造によって、建設現場を楽で楽しくする。」というビジョンのもと、「世界一ひとにやさしい現場を創る」をミッションに掲げています。当社は、建設工事における単純作業を人の代わりに行う「人とともにはたらく」協働型ロボットソリューション「トモロボ」を開発・提供します。
所在地 | 香川県木田郡三木町大字上高岡246番地2 |
代表者 | 代表取締役社長兼CEO 眞部 達也 |
設立 | 2013年7月 |
事業内容 | 建設現場省人化ソリューションの企画・開発・販売 省力化ロボット「トモロボシリーズ」の企画・開発・販売 建設現場DX支援 省力化製品、省力化資材の開発・販売 労働環境改善商品、資材の開発・販売 受託開発、開発コンサルティング |
企業HP | https://kenrobo-tech.com/ |