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鉄道事業を持つ4社が単独では解決できない社会課題にスタートアップと挑む
鉄道横断型社会実装コンソーシアム「JTOS」発足

●東日本旅客鉄道株式会社のグループ会社でベンチャーへの出資・協業を推進するCVCのJR東日本スタートアップ株式会社(代表取締役社長:柴田裕)、東急株式会社(取締役社長:堀江正博)、小田急電鉄株式会社(取締役社長:星野晃司)、株式会社西武ホールディングス(代表取締役社長兼COO:西山隆一郎)は、共同で、スタートアップ企業の先進的な技術や課題解決のアイディアを社会実装まで昇華させることを目的とした鉄道横断型社会実装コンソーシアム「JTOS(ジェイトス)」(以下、本コンソーシアム)を2023年9月21日に発足します。

●本コンソーシアムは、スタートアップ企業を取り巻く社会実装に向けたさまざまな障壁を乗り越えるために、各社が有する駅や鉄道、不動産などの経営資源、グループ事業における情報資源を掛け合わせた広大な実証実験フィールドを提供し、スタートアップ企業の挑戦者の皆さまと共に未来の当たり前を創造していきます。  今年度、複数回の実証実験を予定しており、第一弾の共創スタートアップとして、生物多様性ビッグデータから自然環境保全に取り組む株式会社バイオームとネイチャーポジティブな社会の実現を目指します。次年度以降の展開も見据え、スタートアップ企業との共創を加速させていきます。

<JTOS概要>
組織名:鉄道横断型社会実装コンソーシアム「JTOS(ジェイトス)」
HP:https://jtos.jp/

◆JTOS発足の背景
 2020年、日本では新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が発出され、外出の自粛が要請されました。外出をしなくても人々がコミュニケーションを取れるような便利な世界になった一方、コロナ禍による生活者の価値変容、行動変容に伴う、定期券利用者の減少など鉄道事業者としての新たな課題も顕在化しています。コロナと共存する新しい生活が始まった今、”リアルな場”を活かした新たな価値の創造が、鉄道事業を持つ企業には求められています。
 新たな価値の創造には、鉄道事業を持つ企業だけでなく、スタートアップ企業をはじめとする、熱い想いを持った”挑戦者”の力が必要です。
 これまで我々は多様な形で挑戦者の皆さまと連携してきましたが、1社では解決できないさまざまな障壁があることに気付きました。4社の新規事業担当が連携することで、挑戦者の想いを世に問う力をより大きくし、スピード感を持ち合わせながら我々JTOSは未来の当たり前に向かって社会実装を促していきます。

◆JTOSに込めた想い

●本コンソーシアムの名称について JTOS(ジェイトス)の名称は オープンイノベーションの一環として挑戦者と社会変革を目指す集団であることを意味する「Japan Transformation and Open-innovation Supporters」の頭文字です。

◆JTOSメンバー

◆JTOSが実現したい未来の当たり前
 本コンソーシアムは、今年度以下4つのテーマをもとにスタートアップとの共創による社会実装に取り組みます。

◆応募方法
専用ホームページ(https://jtos.jp)からご応募いただけます。
募集期間:2023年9月21日から(通年募集)
募集対象:既に自社の製品・サービスまたはプロトタイプを有する企業
応募条件: ・「未来の当たり前」に挑戦するアイディアであること。
      ・提案内容が新規性を備えていること。
      ・JTOS参画企業のリソース・アセットを活用すること
      ・応募者、JTOS参画企業にとって新たな事業展開に繋がる取組みであること。
注意事項: ・公序良俗に反しないプラン内容としてください。
      ・応募にかかる費用は応募者がご負担ください。
      ・原則として特許権などの知的所有権は応募者に帰属します。
      ・エントリーにあたっては応募者自身の責任において必要な権利保護などの手続きを行うこととし、
      JTOS参画企業は一切の責任を負わないこととします。詳細は公式サイトを参照ください。
     ・プラン概要は一般公開します(一般公開しても差支えない範囲で応募してください)。

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