JR東日本スタートアップとPIAZZAが資本業務提携
~ 地域・沿線の魅力発信と、沿線の住民同士が支え合う暮らしやすいまちづくりにむけて ~
JR東日本の子会社でベンチャーへの出資や協業を推進するCVCのJR東日本スタートアップ株式会社(代表取締役社長:柴田 裕、以下「JR東日本スタートアップ」)と、デジタルとリアルで街づくりに取り組む PIAZZA 株式会社(代表取締役 CEO:矢野 晃平、読み「ピアッツァ」、以下「PIAZZA」)は、地域・沿線の魅力発信と、沿線の住民同士が支え合う暮らしやすいまちづくりにむけた取り組みをさらに加速させるために、資本業務提携に合意しました。
◆JR 東日本グループとPIAZZAのこれまでの取り組みと今後の展開
JR東日本グループでは、グループ経営ビジョン「変革 2027」において暮らしやすいまちづくり、稼げる産業づくりをとおして地域経済の活性化に貢献することを目指しています。
JR東日本スタートアップとPIAZZAは2019年6月に株式会社JR中央ラインモール(現:株式会社JR中央線コミュニティデザイン)と連携し、中央線沿線のコミュニティ形成の促進と、沿線価値向上を目的に地域コミュニティアプリ「ピアッザ」(以下本アプリ)内に「三鷹・武蔵境エリア」「小金井エリア」「国分寺・西国分寺・国立エリア」の3エリアを一斉オープンし、コミュニティ形成と駅を中心とした新たなサービスの創出に取り組んでまいりました。
また、株式会社アトレが運営するアトレ竹芝(所在地:東京都港区)では本アプリを通じた情報発信やイベント連携などを通して地域住民との交流を促進してきました。
当社グループが取り組んでいるリアルの「まちづくり」に対して、デジタルの側面からアプローチするPIAZZAとの本資本業務提携を通じて、両社のアセットを活用したさらなる地域・沿線の魅力発信に取り組んでいきます。また、沿線の住民同士が支え合う暮らしやすいまちづくりにむけた取り組みを推進することで「人々が支え合える街をつくる」ことを目指していきます。
【具体的なJR東日本グループとの連携メニュー】
1.さらなる地域・沿線の魅力発信
・株式会社交通新聞社の「さんたつby散歩の達人」と連携した新たなローカルメディアの商材開発
・駅や商業施設を中心としたローカル情報の発信・イベント連携の強化
2.沿線の住民同士が支え合う暮らしやすいまちづくりの推進
・デジタル×リアルの両軸で地域に根差したプラットフォームを形成
・開発エリアの遊休地を活用したO2O地域活性プラン(※)の促進
※ O2O地域活性プラン:遊休地を活用し地域活性につながるコミュニティづくりや仕組みを構築するサービスで、地域に合わせた遊休地の活用方法の提案・デジタルとリアルを活用した地域コミュニティの形成・マーケティングや実証実験が可能。
◆PIAZZA株式会社とは
グローバルで進む都市化とともに、希薄化する地域内でのコミュニケーションやその受け皿となるローカルコミュニティが減少しています。「高齢化社会」や「暮らしの孤立化」などと合わせ、これらを起因とする社会問題が現在多くの場面で顕在化しはじめています。PIAZZA株式会社は、地域の住民同士やそこで働くひとたちをつなぎ、ひとりひとりがより暮らしやすく、より活き活きとした暮らしを実現するために“人々が支え合える街をつくる”というミッションのもと、地域コミュニティアプリ「ピアッザ」の開発・運営や、コミュニティ施設の企画・運営をしています。
所在地 | 東京都中央区日本橋茅場町1丁目10番8号 グリンヒルビル5階 |
代表者 | 代表取締役 矢野 晃平 |
設立 | 2015年5月 |
事業内容 | デジタルコミュティアプリの企画・運営/エリアマネージメント/ローカルマーケティング支援/ローカルビジネス支援 |
企業HP | https://www.about.piazza-life.com/about/company |