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駅等のインフラを活用した新しいアップサイクルモデルが
「第3回 日本オープンイノベーション大賞」 環境大臣賞 を受賞!

◯東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:深澤 祐二、以下「JR東日本」)、JR東日本スタートアップ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:柴田裕)と株式会社ヘラルボニー(本社:岩手県盛岡市、代表取締役社長:松田崇弥)は2021年2月17日にオープンイノベーションの優れたロールモデルを称える表彰「第3回 日本オープンイノベーション大賞」において「環境大臣賞」を受賞しました。

◯これは3社が協業し、駅等のインフラを活用した新しいアップサイクルモデルの構築と障害のある人も活躍できる社会づくりを応援する取組みが評価されたものです。

◯今後も3社は、SDGsの達成に向けた取組みの積極的な展開とサスティナブルな社会の実現を目指してまいります。

1.受賞プロジェクトについて
■プロジェクト名:
「アップサイクル×福祉×JR 東日本」によるSDGs推進
~駅等のインフラを活用した新しいアップサイクルモデルの構築と障害のある人も活躍できる社会づくりの応援~

■概要:
駅や建設工事現場等を「ステーション・ミュージアム」としてラッピングし、魅力あるまちづくりに貢献するとともに、知的障害のあるアーティストの作品を再利用可能な素材を活用して展示し、展示後のプロダクト販売でアップサイクル(単なるリサイクルでなく価値を付加した再循環)を実現しました。身近な「駅」や「鉄道」をきっかけに、SDGsの達成に向けた取組みへの理解を深め、多くの人が参加する機会を創出し、社会全体の意欲醸成を促した点、障害のあるアーティストの芸術活動支援と所得向上およびスタートアップの成長を支援した点が高く評価されました。

「JR東日本スタートアッププログラム」を通じたオープンイノベーションについて
JR東日本とJR東日本スタートアップは、駅・鉄道やSuica等、JR東日本グループの経営資源を活用したビジネス・サービスの提案を募る「JR東日本スタートアッププログラム」を通じ、革新的な技術やアイデアを持つスタートアップ企業と連携することで、イノベーションの社会実装に挑戦中です。このプログラムではJR東日本とスタートアップ企業の間に、CVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)のJR東日本スタートアップが入る三位一体の座組を構築し、スピード感を持った事業展開を実現しています。

【参考】
「日本オープンイノベーション大賞」について
日本のオープンイノベーションを推進するため、今後のロールモデルとして期待される先導性や独創性の高い取組みを称えるもので、過去15回にわたり行われてきた「産学官連携功労者表彰」を一新し、2018年度に初めて実施されました。JR東日本およびJR東日本スタートアップは、第1回オープンイノベーション大賞において、経済産業大臣賞を受賞しており、今回が2度目の受賞となります。

「JR東日本スタートアッププログラム」について
ベンチャー企業や様々なアイデアを有する方々から、駅や鉄道、グループ事業の経営資源や情報資産を活用したビジネス・サービスの提案を募り、ブラッシュアップを経て実現していくプログラムです。2017年度に初めて開催し、今回までに合計81件の提案を採択。鉄道事業やIT事業など幅広い分野の実証実験を行い、一部の取組みは実用化にいたりました。

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