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AIを駆使した”旅”と”移動”の最適化に向け! メトロエンジンに出資

JR東日本スタートアップ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:柴田裕)は、AI(人工知能)を活用した宿泊事業者向けサービスを展開するメトロエンジン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:田中良介)に出資いたしました。出資は8月17日付けで、今回が2018年2月に当社が設立して以来、3件目の出資となります。
 メトロエンジン株式会社は、AIや機械学習を活用し、ホテルや旅館事業者向けの客室単価設定ツール「メトロエンジン」や、民泊事業者向けの予約管理システム「民泊ダッシュボード」を提供しています。
 当社は、今回の出資を機に同社と連携し、JR東日本グループを通じて、AI技術を活用した
”旅”と”移動”の最適化や地域活性化に取り組んでいきます。

【旅と移動の最適な価格提供の実現に向けて連携】

JR東日本グループでは鉄道事業やホテル事業など、サービス向上にあたりお客様の需要や動向把握が重要な事業を数多く展開しております。こうした中、メトロエンジン株式会社は、イベント情報や外国人旅行者の流入状況などをAIで分析し、最適な価格を導き出すことが可能です。旅と移動を最適な価格で提供することは、潜在需要を喚起し、地域の活性化にもつながります。
 さらに、国内で現在、需要に合わせた収益の最大化「レベニューマネジメント」のニーズが拡大していることや、同社が安定して成長を続けていることを考慮し、今回の出資にいたりました。

【今後を見据えて一部施設でAIを使った価格最適化を試験中】

JR東日本グループが経営する一部ホテルを対象に、2018年よりレベニューマネジメントのデータ検証を行っています。宿泊予約に関わるビッグデータをもとに、競合宿泊施設の客室単価やレビュー、需要に影響する周辺のイベント情報などを自動で集め、適正な宿泊価格を導き出します。さらに算出した価格は、機械学習によって検証し、収益最大化の実現に向け検証中です。
 さらに今後、ホテル事業だけでなく、ほかの事業への活用を見据えた実験を行う予定であり、グループ全体のサービス向上に取り組んでいきます。

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