JR東日本スタートアッププログラム2025春の採択企業について
~8件の提案を採択、第12回JR東日本スタートアッププログラムDEMO DAY in JR新宿駅 LUMINE0で“スタートアップ大賞”を決定します!~
- 東日本旅客鉄道株式会社(代表取締役社長:喜㔟 陽一、以下「JR東日本」)とJR東日本スタート アップ株式会社(代表取締役社長:柴田 裕)は、ベンチャー企業や優れた事業アイデアを有する方々との 協業によるビジネス創造活動 「JR東日本スタートアッププログラム」を2017年から進めてきました。
- 2025年度春の募集では、今年4月から参加を募り、合計176件の提案の中から8件を採択しました。
- 12回目となる今回は、これまでのプログラム採択企業や2025春プログラムの採択企業が集まるリアルイベント「第12回JR東日本スタートアッププログラムDEMODAY」を12月4日(木)にJR新宿駅LUMINE0<ルミネゼロ>で開催します。
- 「第12回JR東日本スタートアッププログラムDEMODAY」では、プログラム2025春の採択企業が未来に向けた共創事例を発表する「PITCH STAGE」、そしてさまざまなアイデア・技術を結集し練り上げた事業共創の数々を紹介する「EXHIBITION」を実施します。
1.JR東日本スタートアッププログラム2025春の採択企業について
「地域共創」「デジタル共創」「地球共創(SDGs)」の3つをテーマに2025年4月から参加企業を募り、合計176件の提案の中から8件を採択しました。「第12回JR東日本スタートアッププログラムDEMODAY」の「プレゼンテーション及び審査会」にて採択企業による協業内容の発表を行います。
<2025春の採択企業>
株式会社おてつたび、Gigi株式会社、株式会社MISOVATION、株式会社ACIMUS、株式会社Curiositas、LiLz株式会社、VIE株式会社、株式会社Spacewasp
※各社及び協業内容の詳細は別紙①参照
「JR東日本スタートアッププログラム」(以下、プログラム)とは ベンチャー企業や様々なアイデアを有する方々から、駅や鉄道、グループ事業の経営資源や 情報資産を活用したビジネス・サービスの提案を募りブラッシュアップを経て実現していくプログラムです。2017年度に初めて開催し、今回を含めてこれまでに計168件の提案を採択。内閣府主催の2018年度第1回日本オープンイノベーション大賞において経済産業大臣賞を受賞、2020 年度第3回同賞において環境大臣賞を受賞しました。 ![]() |
2.「第12回JR東日本スタートアッププログラムDEMO DAY」の概要
この度開催する「第12回JR東日本スタートアッププログラムDEMODAY」は、プログラム2025春の採択企業が新たな共創プランを発表する「PITCH STAGE」(プレゼンテーション)、そしてプログラム2025春の採択企業に加えローカルスタートアップ企業の事業共創の数々を展示・紹介する「EXHIBITION」(ブース展示)を催します。
◆開催日時:2025年12月4日(木) 13:20~18:00
◆開催場所:JR新宿駅 NEWoMan新宿5F LUMINE 0<ルミネゼロ>

3.「PITCH STAGE」(プレゼンテーション)について
プログラム2025春の採択企業8社による未来に向けた共創事例のプレゼンテーション及び審査会を行います。審査会では社外審査員を交え総合グランプリの「スタートアップ大賞」及び「優秀賞」、「オーディエンス賞」を決定します。受賞企業および受賞者については、後日ウェブサイト( https://jrestartup.co.jp/program/ )等でもお知らせいたします。
◆登壇タイムテーブル:別紙②参照
◆内容:プログラム2025春の採択企業によるプレゼンテーション及び審査会
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◆審査員(50音順):
株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ | 共同創業者兼エグゼクティブアドバイザー | 仮屋薗 聡一氏 |
株式会社ABAKAM | 代表取締役 | 松本 直人氏 |
新規事業家 | 守屋 実氏 | |
東日本旅客鉄道株式会社 | 代表取締役副社長グループ経営戦略本部長 | 伊藤 敦子 |
代表取締役副社長イノベーション戦略本部長 | 池田 裕彦 | |
常務取締役マーケティング本部長 | 中川 晴美 |

仮屋薗 聡一
株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ
共同創業者兼エグゼクティブアドバイザー
グロービス・キャピタル・パートナーズを1996年設立。日本ベンチャーキャピタル協会最高顧問。有力ベンチャー企業への投資およびキャピタリスト育成などスタートアップエコシステム開発に幅広く従事。

松本 直人
株式会社ABAKAM
代表取締役
2002年フューチャーベンチャーキャピタル㈱(FVC)入社、2016年に当時上場金融会社として最年少で代表取締役社長に就任。創業&事業承継ファンド、社会課題解決ファンド、CVCファンド等約50本総額240億円のファンドを設立。2022年FVC社長を退任、㈱ABAKAMを設立。

守屋 実
新規事業家
新規事業立ち上げのプロフェッショナル。株式会社ミスミを経て、株式会社エムアウトの創業に参画、2010年、守屋実事務所を設立、ラクスル株式会社、ケアプロ株式会社の立ち上げに参画、副社長を歴任後、ブティックス株式会社、株式会社セルムなどの経営に参画する。
4.「EXHIBITION」(ブース展示)について
プログラム2025春の採択企業8社に加え、前回プログラム2024秋の採択企業やローカルスタートアップ企業との事業共創の数々を展示・紹介する展示会です。
◆出展企業:別紙③参照
◆内容:プログラム2024秋・2025春の採択企業及びローカルスタートアップ企業が共創事例などを展示するブース
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5.「第12回JR東日本スタートアッププログラムDEMO DAY」のご参加について
「第12回JR東日本スタートアッププログラムDEMO DAY」にお越しになる方は、下記の専用ページから事前登録をお願いします。
応募期間:2025年10月23日(木)~12月4日(木)13時
URL:https://jresup-demoday12th-entry.peatix.com
JR東日本スタートアップ株式会社とは |
JR東日本スタートアップ株式会社は、JR東日本グループとスタートアップ企業との共創を推進するコーポレートベンチャーキャピタルです。 所在地:東京都港区高輪2-21-42 TokyoYard Building 6・7F 代表者:代表取締役社長 柴田 裕 株主:東日本旅客鉄道株式会社(100%) 設立日:2018年2月20日 連絡先:E-mail pr@jrestartup.co.jp ホームページ:https://jrestartup.co.jp |
別紙① JR東日本スタートアッププログラム2025春 採択企業詳細
1.株式会社おてつたび(代表取締役CEO:永岡 里菜)

鉄道沿線地域でおてつたびを起点にシニアがアクティブ化し続ける仕組みの創出 大人の休日倶楽部との連携を行うことで、シニアが鉄道沿線地域での「おてつだい」をきっかけに旅が出来るプラットフォームを創出し、「鉄道旅×就労×交流」という新たな旅行モデルを通じて地域と繋がる日本のアクティブシニア増加と地方の人手不足解消と関係人口拡大に取り組みます。 |
実施箇所:JR東日本エリア |
実施期間:2025年11月~ |
2.Gigi株式会社(代表取締役:今井 了介)

「駅を地域のハブ化」する「食×社会課題解決」プラットフォーム 恩送りの気持ちが社会に循環する未来を創る「GOCHIプラットフォーム」を、駅直結商業施設にて展開。①こどもごちめし(飲食店を子ども食堂化)、②フードロス対策の価値転換、③社食ごちめし(飲食店を社員食堂化)を一つのプラットフォームで実現します。また、JRE POINT寄付を通じた支援の仕組み構築を目指します。 |
実施箇所:Beans武蔵中原 等 |
実施期間:2025年11月~ |
3.株式会社MISOVATION(代表取締役:斉藤 悠斗)

次世代の味噌汁体験の提供による地域活性化と新たな健康習慣の創造 鉄道をご利用のお客さまに、日本各地の特色のある味噌汁をおむすびと共に楽しむ体験を提供します。また、高栄養で地域色豊かな味噌の多様性を発信し、様々な形で提供することで、日本の地域活性化に貢献し、鉄道利用者の新たな健康習慣をつくります。 |
実施箇所:JR東日本エリア 一部駅ナカ飲食店 等 |
実施期間:2025年11月~ |
4.株式会社ACIMUS(代表取締役/CEO:菊池 光貴)

会話型生成AIを活用したBIMモデル構築の効率化 BIMモデルを活用した鉄道施設の維持管理の生産性向上を目指して、会話型生成AIで簡単に対話形式で建物のBIMモデルを生成できるシステムを活用した駅などの建築施設のBIMモデル化の効率化に挑戦します。 |
実施箇所:JR東日本 設備部門(建築) |
実施期間:2025年8月~ |
5.株式会社Curiositas(代表取締役:佐藤 辰勇)

グラフ構造化による図面・関連文書における照合作業の効率化 AI自動製図による図面関連業務の根底刷新を目指し、その前段として紙/電子図面と関連文書を横断した業務の自動化に挑戦します。本取り組みでは空調設備の図面構造情報と見積・査定資料などを横断的にAIで解析・自動照合することを実施します。 |
実施箇所:JR東日本 設備部門(機械)、東京機械設備技術センター |
実施期間:2025年8月~ |
6.LiLz株式会社(代表取締役社長:大西 敬吾)

IoT/AI技術による巡回点検のリモート化・高度化・予兆検知 GALA湯沢スキー場における日常点検の自動化を推進し、人手による点検作業を減らすことで、雪上や重機械周辺での安全性を高めます。さらに、遠隔からの制御や故障の早期把握・予兆検知を可能にすることに挑戦します。 |
実施箇所:GALA湯沢 |
実施期間:2025年11月~ |
7.VIE株式会社(代表取締役:今村 泰彦)

ニューロ×鉄道:音で創る、次世代の安全とウェルビーイング 鉄道の安全運行を支える夜間勤務者の心身の健康の課題に対し、現場と共に解決に挑みます。脳波に合わせて最適化される「ニューロミュージック」と脳波解析技術を用いた新デバイスの開発に向け、その有効性を夜勤現場で検証します。そして、従業員のウェルビーイング向上を起点に、社会インフラを支える新たな挑戦に取り組みます。 |
実施箇所:首都圏駅、鉄道建設工事等 |
実施期間:2025年11月~ |
8.株式会社Spacewasp(代表取締役:伊勢崎 勇人)

植物廃棄物からはじまる新しい循環と地域とのつながりづくりへの挑戦 100%植物由来の家具や内装づくりの技術を応用し、沿線地域の林業事業者などから排出される植物性廃棄物の利活用を目指します。植物廃棄物を活用した製品づくりの体験や完成品の展示を通して、地域事業者とお客さまをつなぐ「駅の新しい役割」の創出と、その事業化に挑戦します。 |
実施箇所:首都圏エリア |
実施期間:2025年12月~ |
別紙② 「PITCH STAGE」(プレゼンテーション) 登壇タイムテーブル

別紙③ 「EXHIBITION」出展企業

